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さようならの先の未来へ

薫 エリー

内容永遠の愛を誓ったことがありますか?僕は誓いました。あの日、あの場所で、心の島原を思い描きながら。





 あらすじ


太郎は、雲然普賢岳の火山活動で行方不明になった恋人、今日子がいまだに思い出に変わらない。だれに相談するわけでもなく、ただひとりその想いを抱えて生きていた。
まりあは、重い病にかかって床に臥した里親、タキの手術代を稼ぐために、遊ぶ暇も惜しんで、昼はショップの店員、夜はキャバクラと忙しく働いていた。
そんなとき、ふたりは出会った。いや、めぐり会った。後ろばかり見ている太郎と、いまを必死に生きようとするまりあ。ふたりは互いに意識したわけでもないのに、その後何度となく再会する。
いつしか太郎はまりあに死んだ今日子を重ね合わせていた。しかしそのたびに死んだ今日子を思い出してしまい、さらに太郎の心はかき乱されてしまう。
まりあはといえば太郎に惹かれていく気持ちを素直にあらわせず、ついそれとは反対の言動をとってしまう。
そして普賢岳の大火砕流により多くの人命が失われてから、ちょうど十五年の歳月が過ぎようとしていた頃、ふたりは太郎の故郷島原でおなじ時を過ごしていた。そこはかつて太郎が、今日子と毎日のようにデートしていた場所であり、今日子を失った悲しみが沁みこんだ土地でもあった。
もしもこの世に愛の奇蹟があるのなら、それはだれかを一途に想いつづける強さと切なさが、神様をホロリとさせたからだろう。
それを太郎が、まりあが、今日子が、そして島原が、僕たちに教えてくれた。


第一章  めぐり会いの街

第二章 恋は突然やって来る

第三章  守ってあげたい

第四章  忘れられない人

第五章  想い出に変わらない

第六章  私の初恋 僕の失恋

第七章  追憶の旅路

第八章  過去から現在、そして未来へ

出版薫 エリー

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