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継続的デリバリー 信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化 2017/07/31

Jez Humble, David Farley, 和智 右桂, 高木 正弘
Amazon 紙の本 4,104円
達人出版会 PDF EPUB 3,283円

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ISBN:
9784048930581
ページ数:
544
カテゴリー:
コンピュータサイエンス
出版日:
2017/07/31
出版社:
KADOKAWA

概要 (取得元)

現代では継続的にソフトウェアをリリースすることが必須になっています。本書は、継続的なソフトウェアのデリバリーを実現するためのビルド、デプロイ、テスト、リリースの自動化についての本格的な解説書です。

本書では、アイデアが実際のビジネス的価値になるまでの時間――つまりサイクルタイム――を短く安全にすることによって、ソフトウェアのデリバリーに革命を起こす方法を説明する。
ソフトウェアというものは、ユーザーの手に渡るまでは何も価値を生み出さない。これはわかりきったことだが、ほとんどの組織ではソフトウェアを本番環境にリリースするプロセスは、手作業で行われて集中力を要し、エラーの起こりやすい、リスクのあるものなのだ。一般にはサイクルタイムが数ヶ月単位だと言ったが、もっと時間のかかる企業も多い。リリースサイクルが1 年以上だという企業すら、ないわけではないのだ。巨大な企業にとっては、アイデアが生まれてからそれを実装したコードをリリースするまで1 週間遅れるごとに数百万ドルのチャンスロスが発生しているかもしれないのだ。しかも、サイクルタイムが長すぎることに伴う問題はこれだけではない。
それにもかかわらず、ソフトウェアのデリバリーに伴うリスクを下げる仕組みやプロセスは、今日のソフトウェア開発プロジェクトのほとんどにとって未だ当たり前のことにはなっていない。
我々の目的は、開発者の手から本番へソフトウェアをデリバリーするプロセスを、信頼でき、あらかじめ何が起こるかわかり、可視化され、大部分が自動化されたものにすることにある。それによってリスクも適切に理解されて定量化可能になる。本書で記述したアプローチを用いれば、あるアイデアを思いついてからそれを実装した動くコードを本番にデリバリーするまで、ものの数分から数時間でできるようになり、同時にデリバリーされるソフトウェアの品質も改善できるようになる。
うまく動くソフトウェアをデリバリーすることに伴うコストの大半は、最初のリリースの後に発生する。それはサポートや保守、新しいフィーチャの追加、障害の修正などにかかるコストだ。ソフトウェアがイテレーティブなプロセスによってデリバリーされる場合には特にそうだ。その場合、最初のリリースでは顧客に価値をもたらす機能は最低限しか含まれていない。かくして、本書のタイトルである「継続的デリバリー」は、アジャイルマニフェストの最初の条文からとられている。「我々が最も価値を置くのは、価値あるソフトウェアを早いうちから継続的にデリバリーすることを通じて顧客を満足させることである」。この条文は現実を反映している。ソフトウェアを成功させることを思えば、最初にリリースすることはデリバリープロセスを成功させる上で始まりにしかすぎない。
本書で記述しているテクニックはどれも、ソフトウェアの新しいバージョンをユーザーにデリバリーする際の時間やリスクを低くするものだ。そのためにフィードバックを増やし、デリバリーにかかわる開発者やテスター、運用担当者間の共同作業を改善するのである。こうしたテクニックを用いることによって、バグフィックスであれ、新しいフィーチャの追加であれ、アプリケーションを修正する必要があるときに、アプリケーションを修正してからその結果を使えるようにデプロイするまでの時間をできる限り短く保てるようになる。問題はまだ容易に修正できる早期に発見され、関連するリスクも適切に理解される。
(「序文」より)

※本書は、株式会社KADOKAWA/アスキー・メディアワークスより刊行された『継続的デリバリー』を再刊行したものです。再刊行にあたり、旧版刊行後に発見された誤植等を修正しております。

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